愚かなる者は手をつかねて、自分の肉を食う。
彼らは右手につかんでも、なお飢え、 左手で食べても飽くことがない。 おのおのその隣り人の肉を食う。
なまけ者は寒いときに耕さない、 それゆえ刈入れのときになって、求めても何もない。
なまけ者の心は、願い求めても、何も得ない、 しかし勤め働く者の心は豊かに満たされる。
わたしはわが肉をわが歯に取り、 わが命をわが手のうちに置く。
怠る者は自分の獲物を捕えない、 しかし勤め働く人は尊い宝を獲る。
いつくしみある者はおのれ自身に益を得、 残忍な者はおのれの身をそこなう。
知者の口の言葉は恵みがある、 しかし愚者のくちびるはその身を滅ぼす。
なまけ者よ、いつまで寝ているのか、 いつ目をさまして起きるのか。